自分が酪農家を継いだのはごく自然な流れ。今は両親と奥さんと約130頭の牛を育てています。牛たちがどれだけ気持ちよく過ごせるか、そればっかり考えていますね。牛はとても繊細で、ちょっとしたエサの違い、季節の変化で体調を崩してしまう。だからこそ、計画した通りに牛がすくすく成長した姿を見た時、何にも代え難いやりがいを感じるんです。酪農に大切なことは、自分自身が無理をしないこと、健康第一でいることじゃないかな。良い意味での「適当」って言葉を大切にしています。シンプルだけど、それが仕事に良い影響をもたらしていると思います。